薬にも様々な形状がありますが、特に飲みやすく作られているものにカプセル剤、そして錠剤があげられます。まず、薬は粉末タイプだと飛び散ったり、薬の苦みや匂いが気になって飲みづらいという悩みもありますが、カプセルなどに加工されていると薬の味や匂いも気にせずに飲めますし、携帯にも便利です。どちらも同じようなイメージがありますが、その違いはよく理解しておきましょう。まずカプセル剤は、粉末の薬をカプセル内に閉じ込めているというもので、ゆっくりと溶けていくものとなっています。
薬やサプリメントには様々な形状がありますが、カプセルタイプも多くなっています。カプセル剤はカプセルの中に粉末の薬が入っているのが特徴で、薬の苦みを感じにくいというメリットがあります。そして、中にはこうした形状のものが飲みづらいと感じている人もあるのではないでしょうか。まず、飲みにくいからといって勝手にカプセルの中味だけを出して飲むというような事は避けましょう。カプセルはゆっくり溶けるようになどより効果的に効くように考えて作られていますので、勝手な判断で飲み方を変えてしまうとせっかくの効果が発揮できない可能性もあります。
病気などの時に薬を飲みますが、その場合に錠剤ではなく粉末になっていてビニールの袋に入っている場合があります。また、缶の中に粉末状の薬が入っていて、自分で適当な分量に分けて飲む薬もあります。その場合錠剤よりも粉末の方が消化吸収が早いということもあります。しかし、デメリットとしては飲みにくいということがあり、粉末の薬を飲みやすくしてあるのがカプセル剤です。また、成人はともかく、子供や高齢者の場合には、飲ませるだけでひと苦労ということや、気管支の方に入ってしまうという危険が粉末の薬にはあります。
子供が風邪や病気になったときに困るのは、薬を飲ませるということです。薬を毎食後などに飲ませるのになかなか飲んでくれなかったり、飲むことが出来ない場合は、時間がかかってしまったりします。毎回苦労をしているという方も多いです。そして子供が小さい場合は特に薬を飲ませることが難しいです。小さな子供の場合は、水薬なども多く飲みやすい状態になっています。しかし少し大きくなってくると、粉末などや、また錠剤などやカプセル剤などになっていきます。
医薬品には、種々の形がありますが、その中の一つカプセル剤があります。カプセルの原料は、主にはゼラチンが用いられています。現在の様なカプセルの起源は19世紀にパリの薬剤師モートらによって開発されたようです。服用する際のメリットは錠剤に比べ製造方法が簡単である点です。そして服用する患者さん側にとっては、薬剤の味や苦み、臭いをガードさせることができるのでのみやすくなります。そして、カプセル被膜が数分程度で溶けるため、錠剤に比べて薬の放出が速いので効果を感じるのが速い点も挙げられます。