知っ得!松澤が伝える素晴しきカプセル剤

カプセル剤を服用するメリットは

2016年11月24日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医薬品には、種々の形がありますが、その中の一つカプセル剤があります。カプセルの原料は、主にはゼラチンが用いられています。現在の様なカプセルの起源は19世紀にパリの薬剤師モートらによって開発されたようです。服用する際のメリットは錠剤に比べ製造方法が簡単である点です。そして服用する患者さん側にとっては、薬剤の味や苦み、臭いをガードさせることができるのでのみやすくなります。

そして、カプセル被膜が数分程度で溶けるため、錠剤に比べて薬の放出が速いので効果を感じるのが速い点も挙げられます。加圧や乾燥(加熱)の工程が無いので、これらに影響を受けやすい薬の充填に大変適した作り方です。そして、放出性の異なる顆粒を組み合わせて充填でき、薬効などの発現を調節できます。ただ注意があります。

のむ際には水を十分にとる必要があります。水はカプセルの崩壊に影響します。また、水の量が不十分だとカプセルが咽喉や食道などにはり付き、粘膜が高濃度の医薬品にさらされて炎症や潰瘍を起こす危険性があります。薬効発現を調節したものもあるため、カプセルを外して中身だけ服用するのは、本来の効能が発揮しなかったり、逆に思わぬ副作用が発現したりする原因にもなりかねません。やめましょう。


 

知っ得!松澤が伝える素晴しきカプセル剤 Copyright(C)www.subarashikicapsulzai.com All Rights Reserved.