知っ得!松澤が伝える素晴しきカプセル剤

カプセル剤の基本的な飲み方と注意点

2016年11月15日
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カプセル剤は十分な量の水で確実に飲み込むことが重要です。これは飲み込む途中でカプセルが食道に張り付いて止まってしまう事を防ぐためだけではなく、胃に届いた後で速やかに溶かして中の薬を効率的に吸収させるためでもあります。また、カプセルの素材はゼラチン等の湿気に溶けやすい物質で作られているためカプセルを先、水を後の順番で口に入れると口の中の湿気でカプセルが溶けて口内に張り付き飲み込みにくくなるので先に水を口に含むのがポイントです。

順番としてはまず水を一口分程含んでからその中にカプセル剤を静かに沈めるように飲み込み、その後さらに水を適量飲み込んで確実に流し込みます。水の量はトータルでコップ一杯分程で良いでしょう。その他の注意点としては、原則として水以外の液体では飲まないことです。水以外の液体ではそれに含まれる成分が薬に影響を与えたり、腸内を膜状に覆って薬の吸収を妨げてしまう可能性があるからです。

また、水であっても温度の高いお湯はやはり薬の種類によっては影響を与える可能性があるのでお湯で飲むようにとの指定がない限りは常温の水で飲むことが基本となります。なお、カプセルは飲み込みやすくする以外の理由で使用されている事もあるので中身の薬だけ取り出して飲むといった事も避けましょう。


 

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