病気などの時に薬を飲みますが、その場合に錠剤ではなく粉末になっていてビニールの袋に入っている場合があります。また、缶の中に粉末状の薬が入っていて、自分で適当な分量に分けて飲む薬もあります。その場合錠剤よりも粉末の方が消化吸収が早いということもあります。しかし、デメリットとしては飲みにくいということがあり、粉末の薬を飲みやすくしてあるのがカプセル剤です。
また、成人はともかく、子供や高齢者の場合には、飲ませるだけでひと苦労ということや、気管支の方に入ってしまうという危険が粉末の薬にはあります。その時にもカプセルになっていると、そのまま胃に流し込めますので簡単です。幼い子供や認知症などの高齢者の場合には、粉末で飲ませるのには非常に難しい場合があり、オブラートで包むという方法もありますが、それもすぐに唾液で崩れてしまうので難しい場合もあります。
その場合にもカプセル状になっていると、固形ですし小さいので簡単に飲ませることもできて便利です。もともと薬は苦いもので、良薬口に苦しということもありますので、直接舌に触れない飲み方であるカプセル剤は非常に利点が多い薬の飲み方になります。できれば薬は錠剤かカプセルになっていると便利です。